カトラリーの主な種類と用途

2013 年 2 月 16 日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カトラリーは、洋食器のうちナイフ、フォーク、スプーンなどの金物類のことを言い、サイズを変えるこ とで、用途を使い分けています。

また、欧米と日本やアジアでは主に食事に使うカトラリーのサイズも異なっており、欧米で食事のメイン で使うサイズを「テーブル」サイズ、日本やアジアで食事のメインで使うサイズを「デザート」サイズと 呼んでいます。

ここで言う「デザート」とは、本来は食後のデザートを食べるための「テーブル」サイズより一回り小さ いサイズを指します。このような日本やアジアでの普及の仕方は、日本のカトラリーメーカーが国内で販 売しようと考えた時、実際に使ってみて「テーブルサイズ」では大き過ぎたため「デザートサイズ」を国 内販売のメインに据えたことが、この違いの始まりと考えらているそうです。

ナイフ

ナイフとは、物を切削するための道具・刃物の総称であり、その多くは切削部である「刃」と「握り」の 部分で構成されています。カトラリーのナイフは、テーブル上で肉などの塊を切り分けたり、バターやペ ースト状のものを取ったり塗ったりする際などに使用する道具です。

・テーブルナイフ(全長約24cm)

メインディッシュに使われる最も基本的な形状のナイフ。様々な形状へと派生した基本の形です。テーブ ルフォークと併用します。

・デザートナイフ(全長約22cm)

テーブルナイフを元にした基本的な形状であるが、テーブルナイフより一回り小ぶりです。デザートフォ ークと併用します。

・フィッシュナイフ(全長約22cm)

魚料理に使用するナイフ。全長はデザートナイフと同等だが、通常のナイフと違い刃部の幅が広くなって おり、崩れやすい魚の身を押さえやすく、またソースを塗り易い形状になっている。刃部分に装飾が施さ れているものが多い。フィッシュフォークと併用しますが、現在では、テーブルナイフやデザートナイフ と兼用しているレストランも多いです。

・フルーツナイフ(全長約18cm)

果物用のナイフ。デザートナイフよりも小ぶりで細身にできている。時には、チーズナイフとして使われ ることもあり、フルーツフォークと併用します。

・バターナイフ(全長約15cm)

バターを切りやすいよう、テーブルナイフやデザートナイフと違い、首に微妙な角度がついています。そ の用途より、他のナイフほど刃が鋭くないことが多いです。

・バタースプレーター バターナイフと同じだが、バターを塗り広げやすいよう、刃が幅広い形状となっている。

フォーク

フォークとは、食べ物を刺したり、巻いたりして食べるための道具です。形状は、櫛状になった皿状の部 分と手で持つための柄からなるのが一般的で先端は三つ又か四つ又になっているものが多いです。

・テーブルフォーク(全長約21cm)

欧米で食事の際に最も使われ、好まれる形状・大きさのフォーク。様々な形状へ派生した基本の形です。 テーブルナイフと併用するのが一般的です。

・デザートフォーク(全長約19cm)

欧米で言う、いわゆる「食後のデザート」と呼ばれる「デザート」用のフォーク。デザートと聞くと、日 本でケーキや果物などを食べる時に使う小さいサイズと思われがちだが、実際はテーブルフォークより一 回り小さい程度で、日本ではレストランなどでパスタなどを食べる際に使われるサイズのことです。形状 はテーブルフォークを基本とし、同様のバランス・構成で、テーブルサイズより一回り小さい。デザート ナイフと併用するのが一般的です。

・フィッシュフォーク(全長約19cm)

魚料理に使用するフォークで、皿部分の形状に溝がある物や、装飾が施されている物が多い。フィッシュ ナイフまたはフィッシュスプーンと併用するのが一般的です。

・フルーツフォーク(全長約16cm)

フルーツナイフと同様に細身であり、刺しやすくなっているのが特長。フルーツナイフと併用するのが一 般的です。

・ケーキフォーク(全長約14cm)

フルーツフォークより一回り小さいフォーク。ケーキに最初に触れる左側の刃が一本だけ太くなっている のものが多いです。

・姫フォーク(全長約12cm)

形状はテーブルフォークを基本とし、同様のバランス・構成だが、ケーキフォークよりさらに一回り小さ いフォーク。姫が日本語であること、また欧米にはあまりないサイズであったことから、日本で生まれた サイズのフォークと考えられているそうでうす。カットしたフルーツなどを食べる時に使います。

・サラダフォーク(全長約16cm)

デザートフォークよりも一般的にハンドルが短い。サラダは、張りのある新鮮な野菜が多く、大ぶりのフ ォークでは掬うことが難しいため、小回りが利きやすいように短くなっている。

・サービスフォーク(全長約22cm)

料理を口に運ぶのではなく、大皿に盛られたものを各皿へと取り分けるために、

 

スプーン

スプーンとは、食品や薬品を掬い取ったり、混ぜたり、量ったり、潰したりする道具。匙とも言い、形状 は物を載せる皿状の部分と手で持つための柄からなるのが一般的です。

・テーブルスプーン(全長約20cm)

メインディッシュに使われる、最も基本的な形状のスプーン。様々な形状へと派生した基本の形です。

・デザートスプーン(全長約18cm)

テーブルスプーンより一回り小さく、日本やアジアでは、こちらがカレーライスなどの食事をする際のメ インのサイズとなっています。

・スープスプーン(全長約18cm)

皿がきれいな円形状が特長のスプーン。スープを掬い、スプーンに口をつけて飲む際にこぼれにくくする ための工夫を施しています。

・フィッシュ(ソース)スプーン(全長約19cm)

テーブルからデザートのサイズのスプーンで、皿を少し浅めにすると共に、左側の厚みを薄くして、フィ ッシュナイフと共に使えるようにしたもの。特に崩れやすい魚の身を食べる時に使います。

・ティースプーン(全長約14cm)

基本的な形状であるが、デザートよりも一回り小さい。ティーカップ・ソーサに添えられるスプーン。ミ ルク・レモン・ジャム等を入れた飲み物をかき混ぜる際に使用します。

・コーヒースプーン(全長約12cm)

基本的な形状であるが、コーヒーカップ・ソーサに添えられる、ティースプーンよりさらに一回り小さい スプーン。

・デミタススプーン(全長約11cm)

コーヒースプーンよりさらに一回り小さい。デミタスカップ・ソーサに添えられるスプーン。

・ブイヨンスプーン(全長約15cm)

スープスプーンの形状をブイヨンスープの器に合わせて一回り小さくしたもの。

・アイスクリームスプーン(全長約13cm)

ディッシャーで掬った丸いアイスクリームを食べやすくするために、皿が浅い平な形となっています。

・ソーダスプーン(全長約19cm)

クリームソーダ等フロートをかき混ぜるために、細長い形状になっている。先端の小さいスプーンで、ア イスクリームだけを食べることに使う場合もある。

・サービススプーン(全長約22cm)

食べ物を口運ぶのではなく、大皿に盛られた料理を取皿などへと取りわけるためのスプーン。テーブルサ イズより大きく作られている。

 

特殊用途カトラリー

・スパゲティフォーク(全長約19cm)

麺状のパスタを巻き取りやすくするために、刃の側面に波形状がついている。最も基本的な形状と比べ頭 部がスリムで、適量のパスタを巻き取りやすい工夫が施してあります。日本で発案されたフォークだそう です。

・カクテルフォーク(全長約14cm)

フルーツ・エビ・カニなどのカクテルに使われるフォーク。刃の部分が釣り針のようなアゴが食材に引っ かかる形状が特長のフォークです。

・ステーキナイフ(全長約24cm)

テーブルナイフに大きさは似ているが、テーブルナイフより鋭い刃がつけられているものが多く、目的と して、刃の先端を尖らせていた。現在は、刃のつけ具合は変わらず、肉料理への演出として、先端を尖ら せているだけのものも多いようです。

・ケーキスプーン(全長約16cm)

スポンジケーキよりも柔らかい生地のケーキ(レアチーズやムース)に使用するため、こぼれ止の小さな 返しが付いている。ムーススプーンやケーキ・ムーススプーンと呼ばれることもある。

・スイカスプーン(全長約19cm)/ メロンスプーン(全長約16cm)

二つ輪切りのメロンを食べる際の二の動作「すくう」・「さす」を行えるよう、スプーンの皿の先端に先 割れ形状が付いています。スイカスプーンは、頭部はメロンスプーンと同じ形状ですが、メロンスプーン より柄が長くなっているものが多いです。

・イチゴスプーン(全長約15cm)

イチゴを潰してミルクをかけて食べるため、潰したやすいように底が平で、イチゴの模様が付いています。 日本で発案されたスプーンだそうです。

・グレープフルーツスプーン(全長約16cm)

二つ輪切りにしたグレープフルーツの房ごとの果肉部を掬い取りやすくするように先端がギザギザになっ ています。冷えて硬い状態のカップアイスを食べる際にもおススメです。

 

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